LEDとは
LEDとはLight Emitting Diode【ライト エミッティング ダイオード】の略称で、電流を流すと発光する半導体素子の一種。
アノード(anode)とカソード(cathode)の2つの端子があり、アノードに正、カソードに負の電圧をかけると、数ボルトの電圧で電流が流れて発光する。
赤、緑、オレンジなどの種類があり、最近になって青色ダイオードが実用化されたため、赤・青・緑の光の三原色が揃った。
これらの組み合わせで白色を含む様々な色の光を作ることが可能となったため、フルカラーの表示装置や照明、光ディスク装置のヘッドなどの用途が拡大している。
LEDの寿命
LEDは長寿命・省電力な製品ですが、工業製品である以上、物によっては使用中の寿命が長い物や短い物もあります。
一般的に”LEDは切れない(不点灯にならない)”と思われている方も多いですが、寿命があります。
使用環境や状況がよければ10万時間の使用にも耐える事が可能ですが、使用状況が悪ければこの限りではありません。
LEDの耐熱温度は一般的に80度前後と言われておりますので、エンジンルーム内やヘッドライト近辺、炎天下の車内など場合によっては100度を超える高温になる場所での LEDの使用は寿命を極端に縮めることになります。
LED表示機
フルカラーLED電光表示版(LEDビジョン)は16×16ドットや32×32ドットからなるパネル(LEDキャビネット)で構成されています。
このキャビネットを複数枚組み合わせるかによって、構成されるビジョン(LED電光掲示板)のサイズ・キレイさが変ってきます。
LEDキャビネット
16×16ドットもしくは32×32からなるパネルをさし、用途によりキャビネットのサイズを決めます。
近距離向けはドットピッチの小さなキャビネットを使用することで細かな表現が可能となります。
逆に遠距離から視聴する場合は、ドットピッチの大きなキャビネットを使用する事で視聴解像度を下げることなく低価格で大画面を設置する事が可能です。